プログレを語ろう!

プログレ、60〜70年代ハードロック、その他好きなアルバムを気ままに語っていきます。

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Le Mani

Le Mani の唯一作。イタリアン・プログレッシヴ・ロック。

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『Le Mani』(1976年作。未発表。2006年発売)

今度はイタリア物が聴きたくなり、後で聴こうとそっと閉まっておいた本アルバムの封をようやく切った。

ジャケットのイメージから、静かーに入るのかと思ったら、のっけからハイテンション、かつ前のめり気味の演奏。ちょっと意表を突かれたが、この情熱はイタリアらしい。

時折シンフォニックに盛り上がりながら、中盤から最後にかけて、このジャケット通りのひっそりとした展開に。そしてオープニングの喧騒が嘘だったかのように、誰にも気づかれず静かに幕を閉じる。

動から静へと向かっていく構成で、一般には逆から聴いた方が作品としての輪郭がはっきりするような気もするが、いつ終わったか分らない程ひっそりと終わる引き際に、仄かに気品が漂う。

うーん、とても贅沢なアルバム。聴いてよかった。


1曲目「Tarantella」


2曲目「Il palazzo」


3曲目「Canto」


4曲目「Mani」


5曲目(Last)「La casa del vento」

イタリアン・ロック |

The Power Of The Picts

Writing On The Wall の唯一作。ブリティッシュ・ハード・ロック/サイケ・ハード。

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『The Power Of The Picts』(1969年発表)

突然ブリティッシュ・ハードが聴きたくなり、まだ記事にしていない作品で白羽の矢が立ったのはこれ。

ジャケットからして怪しい雰囲気。とんでもないゲテモノ系を連想させるが、曲調は思ったほど変質的ではない。アルバム全体の統一感もあり、空中分解とはならず、コンパクトに巧くまとまっている。

ただし、このアルバムが異端的に見えてしまうのは、この“音”。引きずるギターとオルガンは、どでかい音で終始鳴り響き、ドラムはドラム缶を叩いているのかと思うほど、突貫工事で突き進む。とにかく洗練されていない。

1969年作ということもあり、ハードロック前夜のような野暮ったい音ではあるが、この音は強烈な異才と“異臭”を放つ。


1曲目「It comes on sunday」


2曲目「Mrs. Cooper's Pie」

ブリティッシュ・サイケ・ハード |

GOLDEN☆BEST/キャンディーズ

キャンディーズのベスト。J-POP。

GOLDEN☆BEST キャンディーズ
『GOLDEN☆BEST』(2009年発表)

最近は、洋楽聴きたい時と、邦楽聴きたい時の”聴的バイオリズム”みたいなものがあって、“いけいけドンドン”の時は洋楽が聴きたくなるが、ちょっと一休みしたい時には邦楽が聴きたくなる。

ということで、最近は“邦楽モード”なのであるが、最近聴いているのがこのキャンディーズ。

シングル曲が多く、馴染みのあるDISC1の方を最初は聴いていたが、最近はDISC2の方をよく聴くようになった。シングル曲はキャッチ―な歌が多いが、アルバム曲で占められるDISC2の方を聴くと、音楽性の幅が広いことがわかる。

特に気に行ったのが『悲しいためいき』と『銀河空港』。
(『銀河空港』なんてロマンのある響きだな)

いわゆる“アイドル”とは思えない伸びのあるボーカルとコーラスで、こんな歌もあるのかと驚いた。“アイドル”の在り方も時代と共に様変わりするが、ビジュアル先行型に思えてしまう今の時代と違い、(もちろんビジュアルも大切な要素なのは当然だとして)しっかりとした歌の実力を伴っているのが素晴らしい。もっとも、人に夢と希望を与える音楽はいつの時代でも素晴らしいものではあるが、30年以上経った今でも、歌として語り継がれるのはそういう歌だ。

まだまだ知らない良い歌がありそう。オリジナルアルバムは店舗などにあまり流通していないけど、何とか入手しなければ。そう、癒されたいのでありますよ(笑)

アジア |

ANABELAS

BUBU(ブブ)の唯一作。アルゼンチンのジャズ・ロック/アバンギャルド。

bubu-anabelas.jpg
『ANABELAS』(『アナベラス』)(1978年発表)

ヘヴィーシンフォかハードロックか、全く音が想像つかなかった本アルバム。蓋をあけて見ると、これはジャズ・ロックと言っていいね。アルゼンチンにはあまり無い音ではあるが、しなやかでありながら剛直な質感は、アルゼンチンならでは。

所々でハードに畳み掛ける部分もあるが、終始なっている管楽器と適度なスイング感が、ジャズ・ロック臭さを醸し出す。

ジャジーかと思ったら混声合唱があったり、単調かと思ったら複雑な展開に入ったりと一筋縄では行かない。さらに、長尺ナンバー3曲ということもあって、その道の人には悶絶物。

聴いた後の疲労感は半端なく、体調の悪い時はちょっと聴けないが、これは面白い作品。


1曲目「El Cortejo De Un Día Amarillo」(前半)


1曲目「El cortejo de un día amarillo」(後半)


2曲目「El Viaje De Anabelas」

アルゼンチン |

EPITAPH

EPITAPH(エピタフ)の1st。ジャーマン・ハードロック。

Epitaph.jpg
『EPITAPH』(1971年発表)

最初聴いた時は、あまり印象に残らなかった本アルバム。でも改めて聴いてみると、カッコいいリフやメロディーがそこかしこに散りばめられ、なかなかいいアルバムじゃん。

バンドメンバーが英独混成ということもあって、ブリティシュ臭もプンプン。ごった煮にならず、コンパクトにまとめている。

他のジャーマン・ハードの猛者達に比べると、確かにインパクトに欠けるが、わびさびがあり、聴けば聴くほど後になって味が出てくる。こういうアルバムが意外と愛聴盤になったりするのね。


1曲目「Moving To The Country」


2曲目「Visions」(お待ちかねのメロトロンです。)


3曲目「Hopelessly」


4曲目「Little Maggie」(こちらはライブ。なんと最近?)


5曲目「Early Morning」


5曲目「Early Morning」(こちらはPV)

ジャーマン・ハード・ロック |
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