プログレを語ろう!

プログレ、60~70年代ハードロック、その他好きなアルバムを気ままに語っていきます。

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KATEBEGIAK

Enbor(エンボル)の2nd。スペインのプログレッシヴ・フォーク・ロック。

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『KATEBEGIAK』(1980年発表)

随分渋い音。いや、それは悪い意味では無く、ギラギラな音ばかり聴いた後にこのアルバムを聴くと、なぜかホッとした気分に。一言で言うと“郷愁”とでも言おうか。スペインのバスク地方出身のバンドだそうで、なるほど、これがスペインの郷愁というものか。

聴き所は17分を超える1曲目「Katebegiak」(何て読むの?)。息遣いが聞こえるフルートと男性ハーモニーは、演奏の主体が機械ではなく生身の人間であることを再確認する。

その後もロック調、ジャズ調、押さえるところはしっかりと押さえている。派手さは無いが、聴き込むほどに味が出る作品。


1曲目「Katebegiak」17分以上ある楽曲の前半部。

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スペイン |

THE BEGINNING OF THE END

ATILA(アッティラ)の1st。スペインのプログレッシヴ・ハード・ロック。

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『THE BEGINNING OF THE END』(1975年発表)

ワールドカップ、スペインが優勝しましたね。ああいう華麗なパスサッカーはここ一番で結果が出ない印象があるので、初戦で負けたスイス戦以来「スペインは期待していても優勝は無いかな」って思っていました。けど、結果的に美しいサッカーが優勝出来て良かったと思います。ただ、リヴァプールFCの絶対的FWでもあるトーレスが心配…。

で、スペインから一枚。

このアルバム。曲数、いっ、1曲だけ! しかも1曲29分53秒! 長い曲はプログレの世界では特に珍しく無いのではあるが「1曲だけ」というのは流石に珍しい。

いざ聴いてみるとライブ音源の様だ。約30分という長さを感じさせない。演奏が巧いとか、展開が凄いとか特段目を引くのは無いのだが、いきなり綺麗なオルガンが流れたり、印象に残るリズムの反復があったりなど、瞬間瞬間で聴かせてしまうセンスの良さが光る。

この手のアルバム。イタリアはバタバタ、ドイツはコテコテ、イギリスはジメジメしちゃうのだが(笑)、おおらかに「ノビノビ」やってるのがスペインらしい。音質は悪いしトータル的な完成度も?ではあるが、やりたいこと自由にやっていて、その熱気と情熱が伝わる決して悪くないアルバムです。

(曲が曲だけに)音源はありません…。

スペイン |

EL PATIO

TRIANA (トリアーナ) の1st。スパニッシュ・プログレッシヴ・ロック/フラメンコ・ロック。

というわけで、本場スペインのフラメンコ・ロック。うーん、濃いぜ。

クリアーでパンチのあるシンセの上を、ボーカルは情熱的に歌い上げる。

前回紹介した“CARMEN”が、フラメンコとハード・ロックとプログレをミキサーに入れ、その混沌の中から新しいものを生み出したのに対し、“TRIANA”はハード・ロック的ダイナミズムを取り入れながらも、歌心と土の香りを忘れない純正フラメンコ・ロック。

フラメンコは時を行く…


1曲目「Abre La Puerta」


6曲目「En El Lago」(こんな映像があること自体奇跡です…)

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『EL PATIO』

(1975年発表)

テーマ:プログレ - ジャンル:音楽

スペイン |

VERICUETOS

GUALBERTO (グァルベルト) の2nd。スペインのシンガー・ソング・ライター。プログレッシヴ・ロック/チェンバー・ロック。

とうとう正体ばらしたナ…。

歌物的要素があった1stから一転、シンフォニックにアクセル全開。キンキンしたエキゾチック・シンフォ。

あまりにガチャガチャしているので、巷の評判に反し、正直得意ではなかった2nd。改めて聴いてみると、やはりガチャガチャ。もう耳をふさいじゃうよ。

でも、この猪突猛進には脱帽。アラビアンになったり、スペイシーになったりで、全ての物をほうきで掃き飛ばしながら突進する。埃の木枯らしが、耳の中の鼓膜をつんつんと刺激する。イテテテテテ…。

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『VERICUETOS』

(1976年発表)

テーマ:プログレ - ジャンル:音楽

スペイン |

A LA VIDA - AL DOLOR

GUALBERTO (グァルベルト) の1st。スペインのシンガー・ソング・ライター。プログレッシヴ・ロック。

爪弾かれるギターの響き、遠くへ広がる歌声。なんともスペインらしいオープニング。バイオリンを従え、その後も優雅に軽やかに、己の道を踏み締める。

でもどこか普通でない。シタール、アラビアンなフレーズとリズム。どこか壊れてる。表はいい人なんだけど、裏で何考えてるかわかんないような。

5曲目途中から突然崩れます。ちょっと怖い。世界が暗転します。

ジャケのような摩訶不思議な音のコラージュ。


8曲目 「Tarantos (para Jimi Hendrix)」

『A LA VIDA - AL DOLOR』

(1975年発表)

テーマ:プログレ - ジャンル:音楽

スペイン |

AHI VEN O MAIO

LUIS EMILIO BATALLAN の作品(何作目かは不明)。スペインのシンガー・ソング・ライター。スパニッシュ・フォーク。

もう一つフォーキーな作品。こちらも端正で素朴。スペインの広大な田園風景を連想する、牧歌的なフォーク。

ジャケットからして、バリバリのプログレを期待して聴いた時は期待ハズレだったが、歌物として聴いてみると悪くない。

歌をしっかりと聴かせる作風で、演奏は極力控えめ。だからこそ、いろいろと想像を膨らますことが出来、このジャケットも極めて意味深に思えてくるんですね。

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『AHI VEN O MAIO』

(1975年発表)

テーマ:プログレ - ジャンル:音楽

スペイン |

N.H.U.

N.H.U. 唯一の作品。スパニッシュ・ジャズ・ロック。

やや浮遊感があり、スペイシーでテクニカル。適度な難解さもあり、意外にも正攻法で攻めるスパニッシュ・ジャズ・ロック。

基本的にジャズ・ロックはあまり得意ではないが、ロック的なダイナミズムがあり、これはまぁまぁ聴ける。

圧巻は後半の畳み掛ける演奏。見事なリズムとフレージングには、思わず息を呑む。

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『N.H.U.』

(1978年発表)

テーマ:ジャズ・ロック - ジャンル:音楽

スペイン |

EDUARDO BORT

EDUARDO BORT の1st。スペインのソリスト。プログレッシヴ・ロック。

一曲目、オープニングの後、いきなりのドラム・ソロでビックリ。そして、ゆったりとした哀愁の後に、ぶっ飛びハード・ロック。いかにもプログレ的展開にまたビックリ。

そして何と言っても、突如溢れ出す驚級のメロトロン。広大な平原へと流れ出す大らかなメロトロンは、いかにもスペインらしい。もうビックリの連続。

ソリストだからといって普通には終わらない、変態度満点の作品。

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『EDUARDO BORT』

(1974年発表)

テーマ:メロトロン - ジャンル:音楽

スペイン |

SI TODO HICIERA

CRACK (クラック) 唯一のアルバム。スペインのプログレッシヴ・ロック。

やけにテクニカルで整然としていて、どこか優等生的なイメージがあるプログレッシヴ・ロック。

フルートやコーラス・メロトロンが、ここぞというときに現れ、なかなか聞かせてくれる。

あまりに洗練されていて屈折した感がないので、その点でちょっと面白みにかける部分もあるが、それを期待しなければ十分に名盤足り得る。

後半に行くにつれて、テクニカルで冷静さを保ちながらも、大らかさや勇ましさが出てきてスペインらしくなるようだ。

特に6曲目 『Si Todo Hiciera Crack』 の後半と最終曲(7曲目) 『Epillogo』 では結構フラメンコやってない?

”スペインらしい”情熱と、”らしくない”冷静さの微妙なバランスが、とてもスリリングです。

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『SI TODO HICIERA』(邦題 『邂逅』)

(1979年発表)
スペイン |

CUENTOS DE AYER Y DE HOY

NU (ヌー) の1stアルバム。スペインのプログレッシヴ・ハード・ロック。

最初の印象は強烈。とにかくハードでヘビーでハイテンション。ファズ(ディストーション?)がバリバリかかったギターとハイ・トーンのボーカルで、かなりヘビー・メタルへ接近している。スペインという土地柄も考えると、かなり時代を先取りしている感もある。

前へ前へと先走る演奏は、まさにイタリアン・ロックのようだ。

けど、よく聴いてみるとハード一辺倒ではなく、プログレッシブな展開、アコースティックな演奏、スペインらしい雄大なパートもあり、結構いろんな面が詰まっていてなかなか聴き込める。

けど最初は、あまりの“(80年代ヘビー・メタル風の)音”に圧倒されて、それがワカラナカッタのよ…。

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『CUENTOS DE AYER Y DE HOY』

(1978年発表)
スペイン |
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