プログレを語ろう!

プログレ、60~70年代ハードロック、その他好きなアルバムを気ままに語っていきます。

TIME OF CHANGE

THE TRIP (ザ・トリップ) の4th (ラスト)。イタリアン・キーボード・ロック。

超光速回転ドラマー、フリオ・キリコが参加しての2枚目。

いきなり20分を越える大作からはじまる。けどこれが、どことなく YES (イエス) のよう…。ドラムが凄い、ちょっとジャジーな YES みたいな…。

後半ではイタリア丸出しの叙情性や、クラシカル&ジャジーなピアノもあり、意外と幅広い。

ドラムよりも、オルガンやピアノなどの鍵盤が活躍しているような…。だからドラマーのフリオ・キリコは、その鬱憤(?)を次の”超絶バカテクバンド”で晴らしたのかな?

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『TIME OF CHANGE』

(1973年発表)

テーマ:プログレ - ジャンル:音楽

イタリアン・キーボード・ロック |

ATLANTIDE

THE TRIP (ザ・トリップ) の3rd。イタリアン・キーボード・ロック。

超光速回転ドラマー、フリオ・キリコが参加しての一枚目。

音が洗練されてしもうた…(リマスターかけ過ぎかな?)。

やはりフリオ・キリコの存在感なのか。野暮ったく素朴な仰々しさが魅力だったバンドの個性が、引き締まった魅惑のボディーに。

演奏はタイト。ドラムも凄い。そのドラムが光速パタパタドラムなので、どうしてもジャジーな赴きが強くなる。

スリリングでいいアルバム。曲によってはイタリアらしさも存分にアピールし、名盤と言えるだろう。だけど、1st、2ndとは全く別のバンドだね。

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『ATLANTIDE』

(1972年発表)

テーマ:プログレ - ジャンル:音楽

イタリアン・キーボード・ロック |

CARONTE

THE TRIP (ザ・トリップ) の2nd。イタリアン・キーボード・ロック/ハード・シンフォ。

何かを伝える信号のようなオルガンから始まる。やがて意味深なリズムと畳み掛けるタイトな演奏。

(1stもそのようではあるが)このバンド、伊英混合バンドだという。時折垣間見せるタイトな演奏とバランス感覚は“英”の感性か。でも、情熱系びっくりオルガンで“伊”に戻る。

でもやはり、イタリアらしい仰々しさでお腹一杯なのです(4曲目では、もう起き上がれまへん…)。

大声で名盤とは言えないけど(小声では名盤です…)、好きな作品です。

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『CARONTE』

(1970年発表)

テーマ:プログレ - ジャンル:音楽

イタリアン・キーボード・ロック |

THE TRIP

THE TRIP (ザ・トリップ) の1st。イタリアン・キーボード・ロック/ハード・シンフォ。

先の見えない演劇的展開のオルガン・サウンド。イタリアらしい仰々しさでお腹一杯。

けど、なぜか最終曲ではポップでキャッチーに…。うーん、不思議な構成。

そんなこともあって、全体的にやや消化不良な感じもあるが、完成度うんぬんよりも“やったるぞ!”という野心を感じる、そういう空気がいい。

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『THE TRIP』

(1970年発表)

テーマ:プログレ - ジャンル:音楽

イタリアン・キーボード・ロック |

OPERA PRIMA

RUSTICHELLI & BORDINI (ルスティケッリ・アンド・ボルディーニ) の唯一作。イタリアン・キーボード・ロック、というかキーボード・シンフォ。

キーボードとドラムとボーカルだけで彩る煌びやかなキーボード・シンフォ。キーボードを演奏するパオロ・ルスティケッリはなんと16歳だということに驚き。

尋常じゃない鍵盤の重なり。ベースは入ってないけど、入っているように聴こえる。ボーカルはイタリアにしか出来ないシャガリ声の熱唱系。調べると、このボーカルも16歳のパオロ・ルスティケッリ…。本当?

私の好きなメロトロンも入っているが、他のいろんな鍵盤の音色に吹っ飛ばされている(メロトロンはメロトロンだけの方がいいかも…)。

極限まで枝葉を削ぎ落とした中で、ビカビカと剛吟する悪魔の1枚。

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『OPERA PRIMA』

(1973発表)

テーマ:メロトロン - ジャンル:音楽

イタリアン・キーボード・ロック |

IO SONO MURPLE

MURPLE (ムルプレ) 唯一の作品。イタリアン・プログレッシブ・ロック/キーボード・ロック。

18分の大作2曲(2曲ともピッタシ18:00!)で迫る、何ともプログレ心をくすぐる作品。

意外とテンション高い演奏でそれなりに楽しめるのだが、ちょっと後半は尻すぼみ。あまり印象に残らない。うーん、ちょっと期待ハズレ・・・。

けど2曲目冒頭のピアノなど、部分的に見れば聴き所も。それ程期待せずに肩の力を抜いて楽しめば、意外と発見のあるアルバムだったりするのです。

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『IO SONO MURPLE』

(1974年発表)

テーマ:プログレ - ジャンル:音楽

イタリアン・キーボード・ロック |

SCOLOPENDRA

(GLI) ALLUMINOGENI (アルミノジェニ) の1st。イタリアン・キーボード・ロック。

なんかマイナー・キーをやたら多用している様に聴こえるけど、端正なキーボードの演奏・積み重ねによって、逆にそれが珍味となってイイ感じ。

時折歪んだギターも入り、単調さを上手いこと回避している。

伸びるように歌い上げるボーカルもイタリア的。

ラスト7曲目の 『Pianta』 は、妙に重い感じだけど、なかなかシンフォ二ックに盛り上がる佳曲。
超一流の名盤と比べれば、パッとしないという意見もありそうだが、イタリア好きには押さえておきたい作品かも。(でも表紙のムカデはイヤだ…)

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『SCOLOPENDRA』

(1972年発表)

テーマ:プログレ - ジャンル:音楽

イタリアン・キーボード・ロック |

1998 : LA STORIA DI SABAZIO

TRIADE (トリアーデ) 唯一の作品。イタリアン・キーボード・ロック。

煌びやかさの中に、心の機微を映した、イタリアの薄暗い灯火。

目を凝らし 瞬くあいだの 一瞬の光り
その光に包まれた 瞬間の思い出 刹那の記憶…

この灯火は私達の胸を打つ。

こんな音はイタリアにしか出来ないんだろうな。

決してELPと比較してはいけない…(笑)。

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『1998 : LA STORIA DI SABAZIO』 (邦題 『1998 : サバツィオの物語』)

(1973年発表)

テーマ:プログレ - ジャンル:音楽

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INFERNO

METAMORFOSI (メタモルフォシ) の2nd。イタリアン・キーボード・ロック。

こちらの方が、1stよりもキーボード・ロック的。多彩な音色で畳み掛ける。

1stがイタリアの古都なら、こちらは郊外の工業地帯。煙突からモクモクと煙が立ち込め、工作機械フル回転してドッカンドッカンやってる感じ。

キーボードもいいけど、やっぱり私は“歌”の方に耳が行ってしまう。イタリア語を響かせる朗々とした歌い方。気分良さそう…(これが英語だったら興味持つかどうか微妙…)。

でも又してもこのバンド、1曲1曲の印象が薄い!(笑)。けど好きなアルバム。

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『INFERNO』

(1973年発表)

テーマ:プログレ - ジャンル:音楽

イタリアン・キーボード・ロック |

...E FU IL SESTO GIORNO

METAMORFOSI (メタモルフォシ) の1st。イタリアン・プログレッシヴ・ロック。

いきなり尺八のような郷愁のフルートから入り、まるで日本昔話のよう。

と思ったら朗々としたイタリア語のボーカルが聞こえ、やっぱりここはイタリアだった。

いろんな音色のキーボードが活躍するが、基本的には歌を全面に出した感じ。イタリアらしい、オペラ調の情熱的な歌い方。

それにしても、全曲シングルカット“できない”ほど1曲1曲の印象が薄い!(笑)。けど、全体の雰囲気がイタリアの古都を旅しているようで、結構飽きずに最後まで聴けるから不思議。

記憶に残らないけど、ゆったりと流れながら浸れる心地よさがある。

なにやら“ヒロシマ ヒロシマ~”と聞こえる曲があるが、案の定『HIROSHIMA』という曲だった…。

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『...E FU IL SESTO GIORNO』

(1972年発表)
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