プログレを語ろう!

プログレ、60~70年代ハードロック、その他好きなアルバムを気ままに語っていきます。

The Power Of The Picts

Writing On The Wall の唯一作。ブリティッシュ・ハード・ロック/サイケ・ハード。

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『The Power Of The Picts』(1969年発表)

突然ブリティッシュ・ハードが聴きたくなり、まだ記事にしていない作品で白羽の矢が立ったのはこれ。

ジャケットからして怪しい雰囲気。とんでもないゲテモノ系を連想させるが、曲調は思ったほど変質的ではない。アルバム全体の統一感もあり、空中分解とはならず、コンパクトに巧くまとまっている。

ただし、このアルバムが異端的に見えてしまうのは、この“音”。引きずるギターとオルガンは、どでかい音で終始鳴り響き、ドラムはドラム缶を叩いているのかと思うほど、突貫工事で突き進む。とにかく洗練されていない。

1969年作ということもあり、ハードロック前夜のような野暮ったい音ではあるが、この音は強烈な異才と“異臭”を放つ。


1曲目「It comes on sunday」


2曲目「Mrs. Cooper's Pie」

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ZAKARRIAS

ZAKARRIAS(ザカリアス)の唯一作。ブリティッシュ・ハード・ロック/ヘヴィ・サイケ。

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『ZAKARRIAS』(邦題 『妄想』)(1971年発表)

今度は久しぶりにブリティッシュ物を聴こうと思い、まだ記事にしていないアルバムはどれかな、と探していると目に付いたのがコレ(ハイ!それまでよ)。

これはね、何て言えばいいのか、不思議な感覚。

ひずみ捲くったぶっといベースの上に、アコースティックギターや鍵盤がのる。ヘヴィ路線なのかアコースティック路線なのか今一よく分らない。さらに、今一つ説得力の無いボーカルに、盛り上がりそうで然程盛り上がりのない楽曲。うーん、何度聴いても煮え切らない。

邦題の『妄想』というタイトルも言い得て妙。

何から影響を受けてこのサウンドになったのか、どこに行こうとしているのか、ルーツが全く見えない宇宙人のようなサウンド。


3曲目「Who Gave You Love」

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PTOOFF!

DEVIANTS の1st。ブリティッシュ・サイケ・ハード。

それにしても今日の“報道発 ドキュメンタリ宣言”での「高知白バイ事件」。ひどいね。警察も裁判所もみんなグルだ。いざとなったら自分たちのメンツのためにウソもつくし無視もする。こんな非人道的な奴らが、治安と司法の正義のお面を被っているということだ。

というわけで、DEVIANTS。怒り(?)の音楽ですね。

その時代の空気が伝わってくるよう。途中混沌としてワケわかんなくなるけど、グルーヴと聴かせ所がしっかりしているので最後まで聴ける。

ラスト曲では戦争の効果音。やっぱりプログレは戦争がお好き?

音は怒りの爆撃です。いつの時代も、時代を創る音は…。


2曲目「I’m Coming Home」

『PTOOFF!』

(1967年発表)

テーマ:サイケデリック - ジャンル:音楽

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THE CRAZY WORLD OF ARTHUR BROWN

THE CRAZY WORLD OF ARTHUR BROWN の1st。ブリティッシュ・ハード・ロック/サイケ・ハード。

このプロジェクトのリーダー”アーサー・ブラウン”のシアトリカルでアクの強いボーカルが印象強いが、切れのあるヴィンセント・クレインのオルガンもカッコいい。オルガンが鳴りまくるバランスの悪さは、オルガン・ハードとしても楽しめる。

1968年発表ということを考慮すると、なかなかの迫力、そして先進的。

ヴィンス・クレーンとカール・パーマーは、後に“ATOMIC ROOSTER”を結成。歴史的にも興味深いプロジェクト。


3曲目「Fire」 (この歌が世界中で大ヒットしたって本当?)

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『THE CRAZY WORLD OF ARTHUR BROWN』

(1968年発表)

テーマ:サイケデリック - ジャンル:音楽

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FEATURING THE HUMANHOST AND THE HEAVY METAL KIDS

HAPSHASH&THE COLOURED COAT (ハプシャシュ&ザ・カラード・コート) の1st。ブリティッシュ・サイケ/サイケ・ハード。

メロディーも何も有ったもんじゃない。永遠と続く掻き鳴らす演奏、二拍子のリズム。ズンドコ、ズンドコ、全員で楽器を叩き鳴らしております。

けど、聴いていると不思議と耳が慣れてくる。体も慣れてくる。外で聴いていると、そのリズムに合わせて行進している私がいる…。

プログレ方面から見れば、時たま惹きつけられる不思議な作品(サイケ方面から見ればこれは当たり前?)。


2曲目「A Mind Blown Is A Mind Shown」

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『FEATURING THE HUMANHOST AND THE HEAVY METAL KIDS』

(1967年発表)

テーマ:サイケデリック - ジャンル:音楽

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HIGH TIDE

HIGH TIDE (ハイ・タイド) の2nd。ブリティッシュ・サイケ・ハード。

サイケなヴァイオリンが魅力の、3曲のみの大作試行の作品。

ハート・ウォーミングな展開もあるが、やはり音がサイケ。どこまで行っても音がサイケだから、やはり何をやってもサイケ。小さなヘビの大群が、グルグルとねじれながら体を這い上がって来るような、そんなサイケ…。

でも、ヴァイオリンだけでなく、ギター、ベースなど他の楽器も頑張っていて、アンサンブルも魅力ね。

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『HIGH TIDE』

(1970年発表)

テーマ:サイケデリック - ジャンル:音楽

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SOHO ORAMGE

SOHO ORAMGE の作品。ブリティッシュ・ヘビー・サイケ/サイケ・ハード。

確かアイルランドのバンド(詳細不明)。グルグル・サイケもあるが、結構ハード・ロック的展開もありカッコいい。

特に4曲目 『DREAM QUEEN』 は、泣く子も黙るハード・ロックど真ん中。このバンド、本当はハード・ロックやりたいのではないだろうか。

大太鼓のようなドラム。大地が揺れるこもったベース。荒々しく、ブッとい音が凄まじい。

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『SOHO ORAMGE』

(1971発表)

テーマ:サイケデリック - ジャンル:音楽

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CZAR

CZAR の唯一作。ブリティッシュ・ハード・ロック/サイケ・ハード。

洪水のようなブラス・メロトロンが魅力。特に前半はガンガン来る。

それにしても音がちょっと気持ち悪い。垂れ流されるマイナー・コードのブラス・メロトロンや、わかりにくいボーカルは、ジャケットのようにとても個性的。唯一無地の存在。

ボーナスも含めた後半では、なぜか歌もの・美メロ路線に入って尻すぼみか。もっとガンガン逸脱して欲しかった。

最初は重々しいハード・ロックとして期待していたので期待ハズレ。でも、サイケとして捉えたら妙に納得。

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『CZAR』

(1970発表)

テーマ:サイケデリック - ジャンル:音楽

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BREATHE AWHILE

ARCADIUM 唯一の作品。ブリティッシュ・ハード・ロック/サイケ・ハード。

これは最高。サイケな香りも漂わせる、まさにブリティッシュらしいハード・ロック。

ギターもカッコいいが、やはり耳が行くのはオルガン。バンド・アンサンブルを重視しながらも、ここぞというときにドバーと流れるオルガンがたまらない。とても渋い。

カッコいいリフの直線的な曲も有れば、オルガンをじっくりと響かせるスローな曲もあり、1曲1曲がとても印象に残る。

暗くマニアックな音ではあるが、だからこそ深い味わいがある。

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『BREATHE AWHILE』

(1969年発表)

テーマ:サイケデリック - ジャンル:音楽

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ANDROMEDA

ANDROMEDA (アンドロメダ) 唯一の作品。ブリティッシュ・ハード・ロック/サイケ・ハード。

なかなか好きな感じの音。ガツガツのギター、カッコいいリフ、何が飛び出すかわからないプログレッシヴな展開、湿ったボーカル。

ベースもドコドコなり迫力満点。だけど単に迫力オンリーではなく、いろいろ変化してくる。

ヘヴィ・ブルースの感触も、サイケの感触もあり、いろいろ楽しい。

この時代のブリティッシュは、やはり奥が深いね。

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『ANDROMEDA』

(1969年発表)

テーマ:サイケデリック - ジャンル:音楽

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