プログレを語ろう!

プログレ、60~70年代ハードロック、その他好きなアルバムを気ままに語っていきます。

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MESTRE

Petrus Castrus(ペトルス・カストルス)の1st。ポルトガのプログレッシヴ・ロック。

petrus-castrus_mertre.jpg
『MESTRE』(1973年発表)

ある本では「ポルトガル最難関のアイテムのひとつ」とあるが、2008年になって初CD化され、ネットでも紹介され、もはや(LP収集ではなく)音を聴くだけだったら“レア盤”は存在しなくなっているのだろうか。

おっかないジャケット、また問題となって市場から回収された曰く付きの作品ということで、どんなオドロオドロシサを聴かせてくれるのか、と思ったら拍子抜け。音はフォーク調でソフトなもの(最も“歌詞”が問題なのであり、“音”で販売中止になることは無いのであるが…)。

それでもロック調でガツガツ攻める歌もあり、最小限の構成とアレンジで音楽的カタルシスを十二分に表現している。ピアノとオルガンがいいアクセントになっていると思う。

いわゆる名盤と呼ばれるものに比べるとインパクト不足は否めないが、いろんな意味で聴く価値はある。

Disc2は2000年以降の新曲。現代の音ではあるが、こちらも同傾向。


1曲目「Mestre」


2曲目「Pátria Amada」


3曲目「Porque」


4曲目「Páis Relativo」

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西欧(その他) |

FOCUS AT THE RAINBOW

FOCUS(フォーカス)の4th(liveアルバム)。オランダのプログレッシヴ・ロック。

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『FOCUS AT THE RAINBOW』(1973年発表)

ワールド・カップ(といっても大分昔のことのように思えるが…)準優勝のオランダ。破壊力がありダイナミックな攻撃的サッカー。キーパーと1対1になったロッペンのシュートが決まっていれば、結果は変わっていたかも知れないね。

さて、オランダのプログレと言えば、真っ先に浮かぶのがこのFOCUS。けど、このFOCUSというバンドはいかにも玄人好み。玄人過ぎて何やってるのか分かんないことも無くは無く…。

Jan Akkerman(ヤン・アッカーマン)のナチュラルトーンのギターはハードロック好きには軽すぎるきらいもあるが、必要以上に歪ませないからこそ生々しく伝わる指運は確かに凄いし、鍵盤・フルート奏者Thijs Van Leer(タイス・ヴァン・レア)のセンスも光る。噛めば噛むほど味が出る。思いっ切り偏ったものばかり聴いているときにこのFOCUSを聴くと、何か忘れていた心を取り戻してくれる。

それにしてもこのアルバム。ぼんやり聴いていると♪ライララ~ライララ~♪と最後の“ヨーデル・ロック”しか印象に残らない不思議なアルバムではあるが、その辺がやはり玄人好み。


1曲目「FocusⅢ」


4曲目「Eruption」


5曲目「Hocus Pocus」

同じく5曲目「Hocus Pocus」


6曲目「Silvia」

西欧(その他) |

HOMO SAPIENS

SAGA の唯一作。ポルトガルのプログレッシヴ・ジャズ・ロック/シンフォニック・ロック。

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『HOMO SAPIENS』(1976年発表)

3~4年前に1回聴いただけで、(印象は良かったにも関わらず)ずっと聴きそびれていた作品。「あっ、こんなんあったな」ということで、いよいよ聴いてみた。

ベースはジャズ・ロックであるのだが、その枠に留まらない、見事な構成力を聴かせる。

飛行機が飛んで来て、突如爆弾を落とす。そしてポルトガル語での語りが始まる。うーんシリアスだ。

映画的演出で、抒情性を見せながらも次から次へと場面が展開する。一連のイタリア物にもよく見られるスタイルであるが、そこはポルトガルらしくとても牧歌的。

高度な演奏、異国情緒溢れた歌、そしてシリアスな語りのバランスがとても素晴らしい。名盤といえるだろう。


1曲目「6.” Dia」

西欧(その他) |

SINGLES AND EPS

QUARTETO 1111(クアルテート1111)のシングル音源編集コンピレーション。ポルトガルのプログレッシヴ・ロック/ポップ。

SINGLES-AND-EPS.jpg

『SINGLES AND EPS』 (2005年発表)

あのジョセ(ホセ?)・シッド(Jose Cid)が中心のバンド。60年代後半から70年代前半にかけてのシングルを集めているらしい。

ジョセ・シッドのソロ作である 『10.000 ANOS DEPOIS ENTRE VENUS』 のイメージが強かったためか、最初聴いた時は「何ともいなたいポップ・ソングだな」と思ったが、何回か聴いてみると、プチ・サイケな感触、プチ・オルガン・ロックな要素、プチ・プログレッシヴな展開など、プチ尽くし(いい意味で)。

後半に行くにつれてプログレ的展開が“プチ”ではなく“モロ”になって来る。時代の流れを感じることが出来て楽しい。


1曲目「A Lenda De El Rei D. Sebastião」


再び1曲目「A Lenda De El Rei D. Sebastião」

以下、本アルバムではありませんが


同バンドからの74年作。メロトロンバリバリです。実はこちらの方が欲しかったりします。


同じく。


同じく。


同じく。


おまけ。ジョセ・シッドのソロ作 『10.000 ANOS DEPOIS ENTRE VENUS』 から。
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ISAIAH

ISAIAH の唯一作。オーストリアのプログレッシヴ・ロック/ジャズ・ロック。

オープニング。太鼓(?)と管楽器のイナタイ合奏。「やっちまったナ!」って感じだったけど、3曲目からは哀愁、哀愁、また哀愁。ヨーロッパの森の奥から、じんわりと染み込んでくるような深ーい哀愁。

ラスト曲は、ジャジーな味と哀愁が組み合わさった稀有の名作。全体の流れも見事で、ジャジー派にも叙情派にも、どちらにも楽しめる作品だと思います。

さすがに、ネット上に“音”はありませんでした…。

ISAIAH.jpg

『ISAIAH』

(1975年発表)
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THE WHITE LADIES

TRACE (トレース) の3rd。オランダのキーボード・ロック/クラシカル。

“弾きまくる”ことから一歩離れ、全体のバランスを考慮したトータル・コンセプト的作品。

細切れなメロディーが次から次へと溢れ、艶やかなオーケストラも相まって音の一大絵巻を完成させます。

特に5曲目から6曲目の展開がお気に入り。それまでのコミカルな世界から、突如哀愁の世界へと私たちを誘う。強引にブチっと切れる感じ。プログレ的展開とは、まさにこのことです。


3曲目「Confrontation」


6曲目「Doubts」(5曲目が無かったのが残念ですが…)

『THE WHITE LADIES』

(1977年発表)
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BIRDS

TRACE (トレース) の2nd。オランダのキーボード・ロック/クラシカル。

TRACEはいつも1stから3rdまで一気に聴くことが多く、“弾きまくり”の1stと“圧巻”の3rdに挟まれ、この2ndの印象はつい希薄になってしまう。だから、この2ndだけ改めて聴いてみた。

1st同様、1曲目こそ“弾きまくる”が、その後は何とも優美で繊細で知的な展開に。決して派手ではないが、押さえ所をしっかり押さえた演奏・音使いで最後まで飽きません。

ヴァイオリンや美しいピアノも入り、とても実り豊か。色んな音が聞こえるけど、3次元(立体)ではなく2次元(平面)的。だからこそ絵画の様に味わい深いものになる。うーん、お見事。


1曲目「Bouree」


2曲目「Snuff」


3曲目「Janny」-4曲目「Opus 1065」


5曲目「Penny」-6曲目「Trixie-Dixie」


7曲目「King Bird」①


7曲目「King Bird」②


7曲目「King Bird」③

『BIRDS』

(1975年発表)
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TRACE

TRACE (トレース) の1st。オランダのプログレッシヴ・ロック/キーボード・ロック。

こちらはオランダの鍵盤モンスター、Rick Van Der Linden (リック・ヴァン・ダー・リンデン) 率いるバンド。尋常じゃない手数の多さ。やはり取り付かれたように鍵盤を弾きまくっている。

やや重厚さに欠けるが、時折流れるメロトロンがいい味出していて、めまぐるしい音の連続の中で、いいアクセントになっている。うーん、いい。

構成や展開に整合性があり、わけ解かんない系ではなく意外と聴きやすい。この後2nd、3rdと良質のアルバムが続く。どちらもいいアルバムなので、気が向いたらまた…


1曲「Gaillarde」


1曲目「Gaillarde」


3曲目「The Escape Of The Piper」


8曲目「Progress」


9曲目「Tabu」

『TRACE』

(1974年発表)

テーマ:プログレ - ジャンル:音楽

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DRAGONFLY

DRAGONFLY (ドラゴンフライ) の唯一作。スイスのプログレッシヴ・シンフォニック・ロック。

何か“SBB”辺りから、「挫折したあの盤を、もう一度聴き直してみよう」シリーズになっているけど、そういうのも音楽の楽しみ方の一つね。

ということで、これもその盤。

明るく、軽く、洗練され過ぎている。買った時はかなり期待したんだけど、うーん、これもちょっとダメ。あまり曲が頭に残らない。でも演奏はテクニカル。いろんな音やフレーズが絡み合っている。スイスはテクニカルなバンドが多い気がする。

その中でも、ボーナスである6曲目「Humdinger」は良い。洗練されていない野太い音で、この曲だけ別世界。中盤、イタリアっぽい怪しい展開もある。こんな感じで(怪しく?)演じてくれたら…、なんて私的には思うのです。

DRAGONFLY.jpg

『DRAGONFLY』

(1982年発表)

テーマ:プログレ - ジャンル:音楽

西欧(その他) |

ATLANTIS

EARTH & FIRE (アース & ファイヤー) の3rd。オランダのプログレッシヴ・ロック。

プログレ・ファンとそうでない一般のロック・ファンの違いは、長尺ナンバーにウキウキするかどうか? なんていう命題は置いといて、いきなり16分を越える大作にウキウキ。映像喚起力があるプログレッシヴ・ナンバーは、やはり感動的。

ややバンド・アンサンブルが薄くなった感もあるが、揺れるメロトロンの音にもうウットリ。

灰色のトーンの薄暗いメロトロンは、憂いでユラユラ揺れている…

ATLANTIS.jpg

『ATLANTIS』

(1973年発表)

テーマ:メロトロン - ジャンル:音楽

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