プログレを語ろう!

プログレ、60~70年代ハードロック、その他好きなアルバムを気ままに語っていきます。

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AUSSCHUSS

Eulenspygel(オイレンシュピーゲル)の2nd。ジャーマン・オルガン・ハード。

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『AUSSCHUSS』(1972年発表)

低音の野太い声に、全体のバランスを無視するかのように響き渡るオルガン。管楽器も登場したかと思ったら、フォーキーな世界に、と思ったらグググーっと地の底から感動的に盛り上がり、どこに行くのかわからない世界観はまさにジャーマン。

こんなもん人と一緒にゃ聴けないぜ。

暗黒色の岩盤からヌルリと浸る光沢。独特な質感。


2曲目「Menschenmacher」


3曲目「Teufelskreis」

ジャーマン・オルガン・ハード |

MESTRE

Petrus Castrus(ペトルス・カストルス)の1st。ポルトガのプログレッシヴ・ロック。

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『MESTRE』(1973年発表)

ある本では「ポルトガル最難関のアイテムのひとつ」とあるが、2008年になって初CD化され、ネットでも紹介され、もはや(LP収集ではなく)音を聴くだけだったら“レア盤”は存在しなくなっているのだろうか。

おっかないジャケット、また問題となって市場から回収された曰く付きの作品ということで、どんなオドロオドロシサを聴かせてくれるのか、と思ったら拍子抜け。音はフォーク調でソフトなもの(最も“歌詞”が問題なのであり、“音”で販売中止になることは無いのであるが…)。

それでもロック調でガツガツ攻める歌もあり、最小限の構成とアレンジで音楽的カタルシスを十二分に表現している。ピアノとオルガンがいいアクセントになっていると思う。

いわゆる名盤と呼ばれるものに比べるとインパクト不足は否めないが、いろんな意味で聴く価値はある。

Disc2は2000年以降の新曲。現代の音ではあるが、こちらも同傾向。


1曲目「Mestre」


2曲目「Pátria Amada」


3曲目「Porque」


4曲目「Páis Relativo」

西欧(その他) |

KATEBEGIAK

Enbor(エンボル)の2nd。スペインのプログレッシヴ・フォーク・ロック。

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『KATEBEGIAK』(1980年発表)

随分渋い音。いや、それは悪い意味では無く、ギラギラな音ばかり聴いた後にこのアルバムを聴くと、なぜかホッとした気分に。一言で言うと“郷愁”とでも言おうか。スペインのバスク地方出身のバンドだそうで、なるほど、これがスペインの郷愁というものか。

聴き所は17分を超える1曲目「Katebegiak」(何て読むの?)。息遣いが聞こえるフルートと男性ハーモニーは、演奏の主体が機械ではなく生身の人間であることを再確認する。

その後もロック調、ジャズ調、押さえるところはしっかりと押さえている。派手さは無いが、聴き込むほどに味が出る作品。


1曲目「Katebegiak」17分以上ある楽曲の前半部。

スペイン |

私の声が聞こえますか

中島みゆきの1st。日本のフォーク・ソング/ニューミュージック

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『私の声が聞こえますか』(1976年発表)

先日、両親の友達夫婦の娘が交通事故で亡くなった。無理な追い越しをかけて車がスリップ、対向車線を走って来たトラックと正面衝突。37歳の若さだった。

彼女とは子供の頃の思い出しかない。よく家族ぐるみの付き合いで、温泉旅館やキャンプに行った。その時彼女はまだ小学生で、彼女には5歳程年上のお姉ちゃんがいた。甘えん坊の性格らしく、いつもお姉ちゃんのそばから離れない。高校野球のファンで、ひた向きな球児の姿に憧れを抱いていたという。思春期に突入し異性を過剰に意識し過ぎていた僕は、彼女とは一言も言葉を交わすことは出来なかった。

それ以来、僕は彼女とは一度も会っていない。最近彼女は結婚をし、子供も生まれ、資格を活かした仕事につき幸せな生活を送っていたようだ。まさにこれからという矢先だった。

両親が葬儀に出席、会場は終始悲しみに暮れていたという。

家の中は、頂いた菊の香りで溢れている。この世のものとは思えない澄んだ香りで、まるで逝者の魂を慰めているように思えた。



12曲目「時代」

アジア |

Le Mani

Le Mani の唯一作。イタリアン・プログレッシヴ・ロック。

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『Le Mani』(1976年作。未発表。2006年発売)

今度はイタリア物が聴きたくなり、後で聴こうとそっと閉まっておいた本アルバムの封をようやく切った。

ジャケットのイメージから、静かーに入るのかと思ったら、のっけからハイテンション、かつ前のめり気味の演奏。ちょっと意表を突かれたが、この情熱はイタリアらしい。

時折シンフォニックに盛り上がりながら、中盤から最後にかけて、このジャケット通りのひっそりとした展開に。そしてオープニングの喧騒が嘘だったかのように、誰にも気づかれず静かに幕を閉じる。

動から静へと向かっていく構成で、一般には逆から聴いた方が作品としての輪郭がはっきりするような気もするが、いつ終わったか分らない程ひっそりと終わる引き際に、仄かに気品が漂う。

うーん、とても贅沢なアルバム。聴いてよかった。


1曲目「Tarantella」


2曲目「Il palazzo」


3曲目「Canto」


4曲目「Mani」


5曲目(Last)「La casa del vento」

イタリアン・ロック |
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